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◆日本の国体 日本の国体（国柄）は、「（いわゆる神仏）習合」による産物（結果としての政治体制）だと言えます。 何故なら、日本仏教（徒）は、自分の解脱の手段（方便）として、為政者（国政）による「布施（＝庇護・生活権の保障）」を必要としているからです。 即ち、例えば、その結果、 「小乗」よりも、「大乗」 「孝」よりも、「忠」 「個人」よりも、「国家（社会）」 「変革」よりも、「安寧」 「理想（＝教義）」よりも、「正義」…… を指向することで、世の中が醸成されているのです。 この場合、社会構築の原動力を担うのは、当然にしてそれぞれの前者であるが、結果としてパラダイム（＝社会の枠組み）を形成する概念は、それぞれの後者なのです。 逆の立場から言えば、為政者は、民生安定の手段（政策）として、非為政者（日本仏教徒）による八正道の実践（⇒幸福追求など）を奨励し、かつ期待しているのです。 ◇リンク (1) 教育勅語特番「何故、日教組が……」 (2) 神仏習合 |